高木基金の国内枠助成では、2015年度まで、「市民科学者」としての専門性を高め、実践経験を積むことを目的に、国内外の教育・研究機関等での研修等に長期にわたって参加するための旅費、学費、住居費等の滞在費用を助成する枠組みとして、「研修奨励」という助成枠を設定していました。
しかし、実際の助成選考においても、若い研究者などからの調査研究助成の応募を、「研修奨励」に振り替えるかたちで助成した案件が多かったことをふまえ、2016年度助成以降の募集では、それまでの「研修奨励」に該当する応募についても、「市民科学」として取り組むテーマを明確にした上で、「調査研究助成」として応募していただくことにしました。