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高木基金委託研究 「地震と原発」中間報告会 |
【2007/7/16追記:7/17一部修正】
下記の報告会は、台風4号の襲来で、東海道新幹線が名古屋=東京間で運休するなど、交通機関に大きな影響があるなかでの
開催となり、発表予定の山田耕筰さんが参加できず、参加者も25名でしたが、報告内容は極めて重要なものでした。
……というコメントを準備していたところ、本日(7月16日)に、柏崎刈羽原発から約9kmの地下約17kmを震源とする、新潟県中越沖
地震が発生しました。被害に遭われた方に、心からお見舞い申し上げます。柏崎刈羽原発では、稼働中の原子炉が自動停止し、
その上、3号機の変圧器が火災を起こしました。我が国では、大規模な地震による被害は避けがたいものがありますが、
その様な状況において、原発による二次災害が発生すれば、その被害は想像を絶します。幸い今回の火災は、2時間ほどで
消し止められたようですが、その情報も迅速には伝わらず、まさに生きた心地がしませんでした。大地震というリスクを避ける
ことはできない以上、その上に、原発というリスクを引き受けることは断じてできないと改めて思いました。
武本さんの報告とスライドを別ページにまとめました。
→こちら
下記の写真は、只野さんと武本さんの発表の様子です。
2006年11月から取り組んでいる「地震と原発」研究について、そのねらい、国の「耐震設計審査指針」の問題点などを、原子力資料情報室の山口幸夫さん他の方々が解説します。 また、六ヶ所再処理工場にも関わる、下北半島の地質・地盤に関する最近の調査結果を、武本和幸さんが報告します。ぜひご参加下さい。 | ||||||||||
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