原子力資料情報室 |
研究成果発表会配布資料[pdf] 研究成果発表会配布資料[pdf] |
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伴 英幸 さん | ||
http://cnic.jp | ||
30万円 |
2011年12月の助成申込書から
3月11日の東北地方太平洋沖地震の影響を受け、爆発事故に至った福島第一原発の状況に関して、連日の変化に即応的に対応するために、ユーストリームで客観的な情報の配信を続けてきました。この試みは市民から高い評価を受けました。
これまでのユーストリーム配信から、映像による情報提供の需要が高いことが示されました。また、さまざまな情報が錯綜しており、中には根拠のないものも流布しています。この点からも客観的な情報が求められていると考えます。
そこで、このツールの活用をプロジェクト化して、継続的に福島原発事故および原子力政策、各地の状況などについて、市民サイドから客観的な情報を提供することとしました。
提供する情報の内容は(1)福島原発事故の現状、事故原因や背景、事故の影響、賠償、(2)各地の原発状況(現在、46基が止まっている中で今後の動きが注目されていく)、(3)原子力政策の変化、脱原発の意義といったものを中心に組んでいくこととします。
発信は通常は週に1度程度とし、時宜に合わせて増やしていくこととします。
月刊通信、デジタル情報(ホームページ、メールマガジン)によるこれまでの情報発信に加えて、映像による発信を確立したいと考えます。
2012年10月の中間報告から
3 月11日の東北地方太平洋沖地震の影響を受け、爆発事故に至った福島第一原発の状況に関して、連日の変化に即応的に対応するために、原子力資料情報室は、ユーストリームでの客観的な情報の配信を続けてきました。この試みは市民から高い評価を受けました。
そこで、このツールの活用をプロジェクト化して、継続的に福島原発事故および原子力政策、各地の状況などについて、市民サイドから客観的な情報を提供することとしました。
今年度は、井野博満氏ならびに後藤政志氏が出席している原子力安全・保安院の意見聴取会並びに伴英幸が出席している原子力委員会の新大綱策定会議を中心に、会合のあるたびに情報提供を行いました。
これらを含め、情報発信を行った主なテーマは、以下のものでした。今後もタイムリーな情報発信に努めていきます。
●新大綱策定会議、ストレステスト意見聴取会、高経年化意見聴取会の中継
●国会事故調報告
7月21日:全交流電源喪失は果たして津波によるものか
8月 1日:福島第一原発1 号機で何が起こったのか ─事故経過の深層を探る─
●CNIC News
6月14日:大飯原発再稼動問題について
4月15日:「放射線等に関する副読本」を読む
5月21日:福島は今 第1回
6月28日:福島は今 第2回
8月18日:脱原発法制定運動がはじまりました
●公開研究会中継
7月15日:脱原発のエネルギー政策へ
完了報告・研究成果発表会資料より
2011年3月、福島原発事故が起きたとき、あまりにも激しい状況の変化にホームページ上の文字情報による発信が現実問題として間に合わず、速報性の観点からユーストリームに
よる発信を試みました。
2012年度の発信回数は54回で、週一度のペースで発信することができました。情報発信の速報性が非常に重要になってきていることに対応して発信を進めてきましたが、すでに政府委員会などの発信や集会その他に関する発信は、OurPlanet-TV やIWJ などがメディアの視点から専門的かつ精力的に発信を進めており、原子力資料情報室が継続する映像発信は、当室の特質を活かしたものを心がけていきたいと考えています。
原子力資料情報室(CNIC)ライブラリー 映像
http://www.cnic.jp/library/moviesidx
CNIC Ustreamチャンネル
http://www.ustream.tv/channel/cnic-news