写真は2021年度助成先、いわき放射能市民測定室たらちねによる福島第一原発沖での海水のトリチウム濃度測定調査の様子。写真奥に福島第一原発が見える。 |
高木仁三郎市民科学基金(高木基金)は、核や原子力の問題を在野の立場から批判的に研究し、2000年に亡くなった高木仁三郎の遺志によって設立され、仁三郎の遺産と基金の主旨に共鳴する一般の方からの会費・寄付を財源として、「市民科学」を志す市民やグループの調査研究活動への助成を行っています。
この成果発表会では、2021年度に高木基金の助成を受けて実施された国内枠調査研究12件について、研究の成果を助成先のみなさんに報告していただきます。
従来、高木基金の成果発表会は、助成先と高木基金の支援者や一般のみなさんが顔を合わせて交流することを重視してきました。
今回も、会場にお集まりいただくかたちでの開催を目指してきましたが、新型コロナウイルスの感染状況をふまえ、オンラインで開催することとしました。
顔を合わせての交流ができないことは残念ではありますが、助成先の研究の成果を多くの方にお伝えし、さまざまな角度からご意見やご助言などをいただくなかで、議論を深める場にしたいと考えております。
成果発表会の開催概要
■日 時 |
2022年9月3日(土)・9月4日(日) 両日とも 13:00〜18:15 | |
■開催方法 | Zoomによるオンライン開催 | |
■参加費 |
無料(カンパ歓迎) | |
■申込み |
参加ご希望の方は、こちらの登録フォームからお申し込みください。 Zoom参加用のリンクは、8月27日(土)以降にメールでお送りいたします。 | |
■配付資料 |
当日用の資料は、以下のリンクからダウンロードしてご覧ください。 2022年9月3日・4日 高木基金成果発表会 当日資料 |
タイムテーブル
グループ名・氏名をクリックすると調査研究の概要が表示されます。
9月3日(土)
12:45 | Zoomウェビナーオンライン |
13:00 | 成果発表会 開会・趣旨説明 |
13:15 | 成果発表 初日・第1部 |
◆
大浦湾海底生物調査会 馬渕 一誠さん
『沖縄県名護市大浦湾の海底生物調査』 | |
15:30 | 休憩 |
15:40 | 成果発表 初日・第2部 |
◆
福島老朽原発を考える会 青木 一政さん
『放射能ごみ焼却炉周辺住民の尿検査による内部被ばく調査』 | |
◆
原子力資料情報室 伴 英幸さん
『日本の核のゴミの海外輸出』 | |
18:15 | 閉会 |
9月4日(日)
12:45 | Zoomウェビナーオンライン | |
13:00 | 成果発表会 2日目開会・趣旨説明 | |
13:15 | 成果発表 2日目・第1部 | |
◆
太平洋核被災支援センター M田 郁夫さん
『太平洋核実験による放射線被災実態を解明し、被災船員救済のための 研究をすすめる。―国内外の研究者との協力によるビキニ事件の情報開示 ・解説資料普及の取り組み―』 | ||
◆
原発報道・検証室 裁判・政府事故調アーカイブプロジェクト 添田 孝史さん
『東電原発事故の裁判資料や政府事故調資料の公開データベース整備拡充』 | ||
15:30 | 休憩 | |
15:40 | 成果発表 2日目・第2部 | |
◆
えねみら・とっとり 山中 幸子さん、手塚 智子さん
『島根原発稼働の是非判断への周辺地域住民の参画促進(公論形成)に関する調査研究』 | ||
18:15 | 閉会 | |
*1 代表者の伴英幸さんに代わり、松久保肇さんが発表します。 *2 代表者の古澤省吾さんにかわり、中西四七生さんが発表します。 その他、やむを得ない事情により、発表者や発表時間帯が変更になる 場合もありますので、ご了承下さい。 |