2016年度国内枠助成の「公開プレゼンテーション」を開催しました。 |
高木基金は、生涯をかけて、在野の立場から核・原子力問題への専門的批判に力を尽くした高木仁三郎の遺志に基づき、「市民科学」を志す個人・グルー プの調査研究活動を助成しています。
2016年度の国内枠調査研究助成の最終選考の一環として、3月6日(日)に公開プレゼンテーションを行います。
当日は、書類審査を通過した応募者に調査研究のねらいや実施計画を説明していただき、その発表に対して高木基金の会員や役員、さらに一般の方からの 質問や意見を受けつけます。最終的な助成先は、高木基金の理事会で決定しますが、公開プレゼンテーションでの発表および質疑応答が最終選考の重要なポイントとな ります。
高木基金の助成の財源は、市民からの会費・寄付に支えられています。選考の過程でも、一般に開かれた場での意見交換を通じて、「市民科学」にふさわ しい研究を、市民が選び、応援していくことを目指していますので、多くの方のご参加をお待ちしております。
なお、今回の公開プレゼンテーションでは、調査研究助成の書類選考通過者20人・グループの内、17人・グループに発表して頂きます。
■日 時 | 2016年3月6日(日) 9:30〜19:30頃 |
■場 所 | YMCAアジア青少年センター 国際ホール
〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-5-5 JR水道橋駅(東口)から徒歩約10分 JR御茶ノ水駅(お茶の水橋口)、地下鉄神保町駅(A5出口)から それぞれ徒歩約15分 |
■参加費 | 無料(会場でのカンパにご協力ください) |
■申込み |
準備の都合上、3月3日(木)までに E-mail info@takagifund.org 又は Fax 03-3358-7064へお申し込み頂けると助かります。 (当日参加も可能です) |
■会場案内図
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9:00 | 開場 | |
9:30 | 開会・趣旨説明 | |
9:40 | 調査研究計画の発表 午前の部(その1) | |
応募金額 100万円 | ||
100万円 | ||
80万円 | ||
11:05 | <休憩> | |
11:15 | 調査研究計画の発表 午前の部(その2) | |
◆ 情報公開クリアリングハウス/三木由希子さん
『政府の行う福島原発事故に関連する調査研究委託の成果物の分析・評価』 |
50万円 | |
100万円 | ||
◆ 行動する市民科学者の会・北海道/斉藤海三郎さん
『北海道の原発と地層処分問題の科学的検討』 |
70万円 | |
12:40 | <昼食休憩> | |
13:40 | 調査研究計画の発表 午後の部(その1) | |
◆ 駒ヶ根の環境を守る会/岸 真結子さん
『宮田村の低レベル放射性廃棄物を含む処分場の建設計画による地域環境社会への影響の研究』 |
57万円 | |
◆ FoE Japan/満田夏花さん
『福島原発事故の健康被害に関する相談窓口および被ばく影響情報プラットフォーム』 |
50万円 | |
◆ 泡瀬干潟を守る連絡会/前川盛治さん
『沖縄県沖縄市泡瀬干潟のサンゴ群落調査(移植サンゴを含む)』 |
50万円 | |
◆ 上関の自然を守る会/高島美登里さん
『上関原発予定地周辺海域における希少海鳥の生態およびエサ資源調査』 |
50万円 | |
15:35 | <休憩> | |
15:45 | 調査研究計画の発表 午後の部(その2) | |
◆ 化学物質による大気汚染から健康を守る会/津谷裕子さん
*2 『地域環境における有害性VOC発生源と分布の探求-続き』 |
50万円 | |
◆ 原子力資料情報室/澤井正子さん
『高レベル放射性廃棄物処分場選定手続きにおける社会的合意形成手法と安全性確認に関する研究<その2>』 |
50万円 | |
50万円 | ||
45万円 | ||
17:40 | <休憩> | |
17:50 | 調査研究計画の発表 午後の部(その3) | |
50万円 | ||
◆ 福島老朽原発を考える会/青木一政さん
『福島原発事故に伴う生活環境の放射能汚染実態調査と住民の被ばく最小化』 |
50万円 | |
◆ 原子力規制を監視する市民の会/阪上 武さん
『原子力規制行政の市民による検証』 |
50万円 | |
19:15 | 閉会挨拶 | |
19:30 | 閉会
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*1 代表者の大林 稔さんに代わって渡辺直子さんが発表します。
*2 代表者の森上展安さんに代わって津谷裕子さんが発表します。
※その他、やむを得ない事情により、発表者や発表時間帯が変更になる場合もあります。