2014年度国内枠助成の「成果発表会」を開催しました。 |
高木基金は、核や原子力の問題を在野の立場から批判的に研究し、2000年に亡くなった高木仁三郎の遺志によって設立され、仁三郎の遺産と、基金の主旨に共鳴する一般の方からの会費・寄付を財源として、「市民科学」を志す市民やグループへの調査研究・研修を助成しています。
この成果発表会では、2014年度に高木基金の助成を受けて実施された調査研究・研修の成果を広く一般のみなさんに報告します。研究の分野は多岐にわたりますが、いずれも市民社会に大きな影響を及ぼす問題でありながら、行政や一般の研究者が取り上げないものを、普通の市民や市民グループが地道に調査・研究しているものです。
ぜひ多くの方に参加していただき、研究の成果に対するご意見やご助言などをお聞かせいただくなかで、研究成果を深める場としたいと思います。
■日 時 | 2015年7月18日(土) 9:00開場 9:30開会 18:30頃閉会 |
■場 所 | YMCAアジア青少年センター 国際ホール 〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-5-5 JR 総武線水道橋駅下車徒歩7分、御茶ノ水駅下車徒歩9分 地下鉄神保町駅下車徒歩8分 |
■参加費 | 資料代 1,000円 |
■申込み |
準備の都合上、7月16日(木)までに E-mail info@takagifund.org 又は Fax 03-3358-7064へお申し込み頂けると助かります。 (当日参加も可能です) |
■会場案内図
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9:00 | 開場 | |
9:30 | 開会・趣旨説明 | |
9:45 | 成果発表 午前の部 | |
◆ 上関の自然を守る会 / 高島 美登里さん
『上関原発予定地周辺海域における希少海鳥の生態解明と温排水による 影響予測の試み』 |
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◆ 平良 渉さん 『原発事故と米軍基地〜小型の蝶からみる環境破壊と保護の必要性〜』 |
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◆ 泊原発の廃炉をめざす会 / マシオン 恵美香さん*1 『泊原発の廃炉を実現させるための研究』 |
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◆ 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会 / 永野 浩二さん *2 『玄海原発事故時における自治体の避難計画の実効性の検証』 |
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遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン / 天笠 啓祐さん 『隠れ遺伝子組み換えナタネ及び交雑種の拡大調査』 |
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12:00 | 昼食休憩(60分) | |
13:00 | 成果発表 午後の部(1) | |
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いわき放射能市民測定室たらちね / 鈴木 薫さん*3 『放射能汚染地域における甲状腺検診事業』 |
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リリウムの会 / 岡本 孝枝さん 『東海第二原発廃炉にむけての活動』 |
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eシフト / 吉田 明子さん 『脱原発・新しいエネルギー政策実現に向けた提言活動と社会ムーブメントづくり』 |
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化学物質による大気汚染から健康を守る会 / 津谷 裕子さん*4 『地域環境における有害性VOC発生源と分布の探求』 |
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14:50 | 休憩 | |
15:05 | 成果発表 午後の部(2) | |
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放射能市民測定室・九州(Qベク) / 大木 和彦さん 『市民が自らの環境を調べるためのエアーサンプラーの開発・改善』 |
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フクロウの会 / 青木 一政さん 『福島原発事故に伴う子どもの生活環境の放射能汚染実態調査と被ばく 最小限化』 |
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手塚 智子さん 『ボトムアップ型エネルギー供給システムの構築可能性に関する研究』 |
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FoE Japan / 満田 夏花さん 『被ばくと健康に関する市民・専門家委員会の運営と「子ども・被災者支援法」 のフォローアップ』 |
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16:55 | 休憩 | |
17:10 | 成果発表 午後の部(3) | |
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もっかい事故調 / 田中 三彦さん 『福島第一原子力発電所の事故原因と推移過程に関する、運転データと客観的 事実にもとづく詳細検討』 |
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原子力規制委員会を監視する市民の会 / 阪上 武さん 『市民による原子力規制委員会の監視活動』 |
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新外交イニシアティブ / 猿田 佐世さん 『米国政府・政界・学界等における原子力エネルギー政策:連携の可能性を 求めて』 |
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18:30 | 閉会 | |
*1 代表者の樋口みな子さんに代わってマシオン恵美香さんが発表します。 *2 代表者の石丸初美さんに代わって永野浩二さんが発表します。 *3 代表者の織田好孝さんに代わって鈴木薫さんが発表します。 *4 代表者の森上展安さんに代わって津谷裕子さん他が発表します。 2013年度の助成を受けた以下の4件は、都合により、今回は不参加となりました。 ◆ 猪又 弘毅さん 『再生可能エネルギーへのパラダイムシフトにおける地域主導型事業のメカニズム に関する定性的研究』 ◆ 鈴木 真奈美さん 『日米共同の最初の原子力輸出事例である台湾第4原発に関する社会学的研究』 ◆ 田中 雄二さん 『砂浜の消失が何をもたらすか?ウミガメが教える砂浜の自然の役割』 ◆ 太平洋核被災支援センター 山下 正寿さん 『ビキニ事件・福島原発被災と青年期教育研究』 |