応募期限2014年8月31日
勤務開始2014年9月以降
(詳細は相談に応じます)
高木仁三郎市民科学基金(高木基金)は、核や原子力に象徴される現代の科学技術が抱える問題性について、在野の立場から批判的に研究し、市民とともに活動した高木仁三郎(1938-2000)の遺志によって2001 年に設立されました。高木基金では、仁三郎の遺産と、基金の主旨に賛同する方々からの会費・寄付を財源として、国内およびアジア地域で「市民科学」を志す個人やグループによる調査研究・研修を助成しています。
高木基金の目指す「市民科学」の重要な役割は、核・原子力の問題にとどまらず、現代の科学技術がもたらすあらゆる問題について、行政や企業の利害から独立した立場から、市民社会が必要とする情報や分析を提供することにあります。高木基金では、そのようなことに取り組む「市民科学者」を、助成事業を通じて支援・育成することを目的としています。
この度、高木基金では、主にアジア地域を対象とした助成事業を担う事務局スタッフを募集します。グローバル社会の中、急速な経済成長をとげる地域で暮らす人々の生活や環境・社会が直面している課題は、多くの点で、日本の課題と共通・リンクしています。高木基金の助成事業は、日本以外のアジア地域においても、市民科学の取り組みを支え、持続可能な社会を発展させるものでありたいと考えています。多くの方からの積極的な応募をお待ちしております。
■募集職種 | 助成事業のアシスタント・プログラムオフィサー(主にアジア向け助成) |
■雇用形態 | 契約職員 |
■募集人数 | 1名 |
■契約期間 | 1年(3ヶ月は試用期間、契約期間終了後の継続雇用の可能性あり) |
■業務内容 |
・高木基金の助成事業におけるプログラムオフィサー※の補佐 ・事務局業務全般(支援者対応、広報、会計処理、資金調達等)の補助 |
■応募条件 | 将来的にプログラム・オフィサーを目指す方を希望します。広報にかかわる実務経験のある方を歓迎します。 |
・高木基金の理念に賛同し、業務を意欲的に遂行する意思のある方 ・原則25歳〜40歳程度、学歴は問いません ・大学院在籍中や在勤の方も相談に応じます(兼任も可) ・海外での留学・研究やNPO の活動等を通じた現場での実践経験が望ましい ・英語での会話・文書作成能力があること ・途上国(アジアに限らず)の環境・社会問題の解決にかかわる団体などでの活動経験がある方を優遇 | |
■勤務条件 ・勤務地 | 東京都新宿区、国内外の出張有 |
・勤務時間 | 原則として月〜金曜日の10:00〜17:00の時間内で月間100時間程度。ただし週末会議・イベント等での勤務もあり。 |
・待遇 | 時給1,500円以上(交通費別途支給) |
・社保等 | 法定の社会保険が適用されます。 |
■応募・選考方法 |
1)履歴書(職歴・活動歴含む)、 2)志望動機についてのレポート(2 千字以内)、 3)これまでに執筆した論文やレポート、雑誌への投稿記事等があれば3点程度 を8 月31 日(消印有効)までに郵送で提出して下さい。書類選考の上、高木基金の理事による面接を行います。 |
※プログラムオフィサーとは、市民活動や調査研究等への助成を行う専門的な職能であり、有望な助成先の発掘・訪問、助成申込みへの対応、選考に関わる業務を担当するとともに、助成期間を通じて、継続的に助成先をサポートすることで、助成の成果を高める役割を担うものです。高木基金の助成事業では、アジア地域への出張訪問等が業務内容に含まれます。
ご不明の点は、事務局にお気軽にお問い合わせ下さい。
【応募・問合せ】 特定非営利活動法人 高木仁三郎市民科学基金(担当 村上)
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-21 戸田ビル4階
TEL・FAX 03-3358-7064 E-mail info@takagifund.org
以上